8個以上のピンを使用し、水平対向に配列されたものがXキーシリンダーです。

鍵違いはピンの長さと穴の位置により2,885,401,600通りの編成が可能です。

キーは平らな4面体をしており、ニッケルシルバー材で作成されています。

図のように表面のA部分と裏面のB部分に小さなすり鉢上の凹みが設けられており、この凹みが従来のキーシリンダーの切り込みに相当します。
更に反対側にはこれと同じ位置と深さの凹みをA’とB’に設けます。
このためキーは表面でも裏面でも使えるリバーシブル構造となります。